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2011-05-10

反原発・脱原発デモ、大手メディアも無視できない

高まりを見せる「反原発・脱原発デモ」を朝日新聞が報じている。

朝日に限らず大手メディアを支配する原則は、いつでもどこでもオポチュニズム(ご都合主義、日和見主義)だけ。
それを思えば、こうした記事が掲載されるようになったこと自体に意味がある。

状況が大きく動いている。福島第一原発の悲惨な事故に対しては、大いなる怒りと深い悲しみを禁じえない。だが、悲劇を受けとめて、現実を変えようとする人々が存在することは救いだ。喜ばしい限りである。

しかし、問題はこの記事が「文化面」に載っていること。
デモが大きく拡がり、「政治的=社会的な危機」として政治面や社会面を大きく飾るようになることを祈りたい。

相次ぐ原発デモ 若者や知識人の参加も 

 福島第一原発の事故を機に、東京都内で反原発デモが相次いでいる。知識人の参加も目立つ。

 日本消費者連盟などが参加する実行委員会が主催して4月24日に都内2カ所で開かれた集会とデモには、主催者発表で計約1万人が参加した。デモの列の一つには評論家、柄谷行人の姿があった。

 「デモに来るのは50年ぶり」と柄谷。「デモは一番大事な原点。どこの国でもやっているのに、日本では議論はあっても行動がない。もう議員や評論家には頼めない。今は、物を書くことよりデモをすることが大事だ」と語る。

「日本でデモがなくなったのは1970年代から。原発が増え始めたのと同じ時期だ。政権交代があっても何も変わらなかった。デモをやるしかない」

 柄谷に誘われて参加した北大教授の政治学者、山口二郎は「デモクラシーは議会の中だけではなく街頭にもある」と話す。「政権交代には限界がある。社会の力で現実を変えていかないと政府もついてこない」とデモの意義を改めて強調した。

 新しい動きもある。リサイクル店「素人の乱」などを経営する松本哉(はじめ)らが呼びかけた「超巨大反原発ロックフェスデモ」が4月10日に高円寺で行われ、今月7日にも渋谷で同様のデモがあった。ともに主催者発表で1万5千人が集まった。主催者による団体動員はなく、インターネットを通じてデモを知った20代から30代の参加者が中心だった。

 7日のデモ出発前の集会でマイクを握った首都大学東京教授の社会学者、宮台真司は「デモは単なる出発点。政治家には落選運動、企業には不買運動といったピンポイントで有効な徹底した社会運動を展開していかなければならない」と訴えた。(樋口大二-2011年5月10日15時48分)
[asahi.com(朝日新聞社):相次ぐ原発デモ 若者や知識人の参加も - 文化トピックス - 文化]

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