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2005-11-24

勤労感謝の日、床屋と本屋と・・・

昨日は勤労感謝の日。水曜日あたりに休日があると、1週間があっという間に過ぎる感じがして、とてもよろしい。

ところで、ばからしい疑問ではあるが、「勤労感謝の日」の「感謝」ってなんなんだ? 誰が誰に「感謝」するというのか。

広辞苑によれば、「国民の祝日の一つ。11月23日。勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあうとする日。もと新嘗祭。」とある。当たり前か・・・でも、オレとしては不満である。権力を独占してふんぞり返っているような連中や膨れあがる富に溺れかかっているような連中がいる。そういうヤツらこそが(&だけが)、おのれの権力や富のリソースたる温和しくも生まじめな勤労の民に感謝すべきなのだ。勤労に対する感謝が等質的で等方的な性格をもつ必要などまったくない。それは徹底的に非対称なものでなければならないのだ。オレはそう思うけどね。

だが、世の中を見わたすと、食うに困っている勤労大衆を前にして、こうべを垂れて感謝するような強者の類は存在しない。選挙のときか、クズのような商品を売りつけるときに限っては、ヘラヘラと作り笑いを浮かべつつ弱き者らの掌を握って「力になることがあれば・・・」と呟くけれど、それはその時だけのこと。ことが終われば、「貧困の主たる要因は怠慢なり。無用なサポートは社会のクズを増やすだけ」とあのサルコジ仏内相ばりに胸を張って演説するような連中ばかりだ。

となれば、やっぱり貧乏人どうしで互いの勤労ぶりを褒めたたえ合い、「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と相互に感謝のリンクを張り合って、寒い冬に備えようぜ・・・ということに落ち着いてしまう。

だから、昨日、髪を切りにいったオレとしては、いつにも増して「おしゃれサロン・赤ひげ」のオヤジさんに感謝しなければならないのだ。残り少ない頭髪ではあれ、ともあれ形を整えてくれて、ありがとう。 お互い椎間板ヘルニアには苦労するね。左脚の痛みがひどいときには、無理して店に立つんじゃないよ。

そういえば、本を買ったんだ。本屋さんで働く皆さんにも感謝しなくちゃな。ケネディを殺した副大統領-その血と金と権力-という本を売ってくれた旭屋書店・札幌店の皆さん、(しばらくは「積ん読」ということになりそうだけど)面白そうな本をありがとう。

実をいうと、オレのところの同居人は2時間以上もアンタたちの店の椅子を占拠しつづけ、ありとあらゆる週刊誌と話題本の類を読み尽くして平然としていたな。同居人がいうには、「椅子が少ない。少し柔らかすぎて長時間の読書には適さない」だって・・・ゴメンね、こんど「お肌のシミはこれでとれる!!」とかいうような本でも紹介してやってください。きっと買うはずである。

貧乏人は車のパーキング代さえケチる。車ひとつ駐めるにしても、汚い手段をあれこれ考え抜く。ベガスベガス・札幌店の従業員の皆さん、パチンコもスロットもしないのに、ちゃっかり車を駐めてゴメン。次回はがっぽり負けてやるから勘弁してね。

勤労大衆の散歩の楽しみは、路上で受け取るティッシュペーパーの類である。聞いたこともない消費者金融カンパニーのティッシュを配っておられた若き勤労者諸君!! ありがとうな。もらったティッシュでオレのポケットは一杯になり、それを知ったケチな同居人はニッコリと微笑んでいたぞ。

とかなんとか、どうでもいいメモを書いたのは、実はBlogWriteというツールをつかいたかったからだ。もちろん、貧乏人が使うのは無料版のほうだけれど。

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