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2005-02-19

地球環境の危機、14枚の写真と8人の子どもたち・・・

前回のメモの続きだ。経済産業省は環境税阻止に向けて業界団体にメールを送信していたという。経済産業省というのは誰のために何をしているのかね。そんなバカげた行いを繰り返して時間を浪費しているうちに、地球温暖化は抜き差しならないレベルにいよいよ近づきつつあるようだ。ヤバイぞ。

BBC NEWS | In pictures: Your changing world

地球環境の変化は身近なところで起きている。そうした変化を示す8枚の写真。なぜか3枚目が空白なのはご愛敬だけどね。

1枚目。南アフリカ・ケープタウンのスモッグが漂う早朝の光景だ。
2枚目。フィンランド・ヘルシンキの洪水。異常気象によって海水が街に入り込んでいる。
3枚目。オレゴン州のセントへレンズ山。(写真はないが)キャプションには暖冬で雪が降らないとある。
4枚目。暑い夏の夜、モクモクと煙突からCO2を吐き出しているイングランドの精油所。
5枚目。カナダの池のある庭。冬だというのに芝は青々としており、池は水を満々と湛えている。
6番目。ニュージーランドのクライストチャーチの南方に広がる赤茶けた丘陵地帯。2003~2004年にかけてニュージーランドは過去に例のない熱波に襲われたという。気候学者たちは21世紀には熱波はもっとひどくなるという。
7枚目。インド・ジャイプルの美しい宮殿であるJal Mahal(Water Palace) 。朝靄に包まれた早朝の光景かと思いきや、午後の時間帯に撮影されたものだという。白い宮殿を包み込んでいたのは、朝靄ではなく公害スモッグだった。
8枚目。南太平洋・サモアの壊れた住宅。サイクロンによる被害だ。異常気象は巨大な熱帯低気圧を生み出し、その災害の規模も巨大化していく。
BBC NEWS | In pictures: How the world is changing

温暖化が急速に進行していることを示す証拠写真。これも場所をメモしておく。

1枚目。南アメリカ・アルゼンチンのウプサラ氷河。氷がなくなっている。
2枚目。スイスのローヌ氷河。谷を埋めていた氷河はきれいに消失してしまった。
3枚目。アメリカは大西洋岸・ノース・カロライナ州のハタラス岬。海岸侵食が進んでいる様子がよく分かる。
4枚目。海水が押し寄せる南太平洋・ツバルの光景。
5枚目。アメリカ・オレゴン州のフッド山。雪がない。
6枚目。害虫にやられたアラスカ州のトウヒ。温暖化は森を食い尽くす害虫を増やし、その活動を活発にしてしまう。
BBC NEWS | Science/Nature | Greenhouse gases 'do warm oceans'

海水温を上昇させるのは二酸化炭素などの温室効果ガスである。アメリカの科学者たちはコンピュータ・シュミレーションを駆使し、そのことを明らかにした。海水温が上がると、世界各地で干ばつが広がるなど深刻な影響が出るという。

BBC NEWS | Science/Nature | "How I'd change the world..."

激変する地球環境のもとで生きる子どもたち。世界各国の8人の子どもたちがこの惑星の現在と未来に向けて、それぞれの思いを語っている。
どの子もそれぞれに素晴らしいことをいっている。環境保護に向けたさまざまな思い。貧困と健康破壊の克服に向けた彼らなりの提言。とりわけ環境教育の必要性を強く主張しているあたりが印象に残る。
この子たちのような人間を1人でも増やすことができるかどうか。そのあたりの正否がこの惑星の運命を決めるだろう。

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2005-02-16

京都議定書がスタートして・・・

今日(2005年2月16日)の午後2時をもって、「京都議定書」が発効する。京都会議が開かれたのは1997年だ。それから8年近く経つ。あらためていうまでもないが、時の流れは速い。

いつも暇つぶしに眺めているHome of the BBC on the InternetGuardian Unlimitedなどには、日ごろから環境関連の記事がとても多い。さすがに環境保護に対する意識が高い英国-欧州のメディアである。Kyoto Protocol(京都議定書)の発効ということもあり、最近は特に環境にかかわりのある記事の多さが目立っている。

BBC NEWS | Kyoto Protocol set to take effect

京都議定書には141か国が署名している。先進国のなかではアメリカとオーストラリアが未署名である。中国、インドなどの発展途上国は最初からこのフレームに入っていない。

2004年11月、ロシアが批准したことが議定書の発効にとっては決定的だった。ロシアが加わることで、温室効果ガスの少なくとも55%を排出している国々が批准したことになる。

京都議定書のフレームに発展途上国が入っていないことを理由に(口実として)、ブッシュ大統領はさっさと議定書の枠組から離脱してしまった。2001年に大統領に就任してすぐにとった行動の一つがコレ。ジョージ・W・ブッシュが大統領になったことで、世界は大事なものを数多く失ったが、京都議定書からのアメリカの離脱もその1つである。

世界中の環境保護論者は京都議定書の施行を強く要求して、アメリカに対する抗議を行っている。また、今日、京都ではノーベル平和賞を受賞したワンガイ・マータイさんを招いて記念行事が行われている(ワンガリ・マータイ ケニア環境副大臣の京都議定書発効記念行事への参加について)。

京都議定書は発効したが、どの国にとっても温室効果ガスの削減義務を果たすことはたいへん厳しい課題となっている。

日本の場合でいえば、2008~2012年平均の温室効果ガス排出量を1990年のレベルから6%削減しなければならない。達成できないと、議定書に続く第2期(2013年以降)の排出量の枠が減らされることになる。2003年度の排出量は1990年度に比較して8%増加している。したがって現状からは14%もの削減が必要ということになる。

こうした状況を前にして、環境省高官のセリフも心もとない。

"Japan will make all efforts to respect the rules of the Protocol," said Takashi Omura, an official at the Japanese environment ministry. "It will neither be easy nor insurmountable."
・・・日本は議定書の取り決めを尊重し、あらゆる努力を払うつもりです。とはいえ、それは簡単ではありません。乗り越えられないというものではありませんが・・・
そうなると、町村信孝外相(札幌出身のボンボン二世議員だね)も、偉そうに以下のようなコメントを語っている場合でもないだろう。人のふり見て我がふり直せ・・・北海道の名家とでもいうべき町村一族のボンボンにとっては、もっとも不得意とするところかもしれないけどね。
"The countries outside the treaty say they will take measures on their own but I wonder if they can work," said Japan's Foreign Minister Nobutaka Machimura.
"We want to continue urging them to join the protocol."
・・・条約から外れている諸国は、それぞれに自国で取り組むことになるのでしょう。でも、できるのかなという思いがありますね。私どもはですね、そういう国々に対して議定書に加わるよう勧めていきたいと思っています・・・
ついでに以下のGuardianの記事も読んだ。英国の産業界の取り組みや直面する課題などをレポートしている。京都議定書に盛り込まれた二酸化炭素の排出権取引が効果をあげていることや地球温暖化に対して官民あげて取り組む英国の様子が窺える記事だ。

Guardian Unlimited | The Guardian | UK industry learns the price of Kyoto

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2005-02-14

Gmailにメールを移して、ついでにディスクとしても・・・

念願のGmailユーザーとなり、この1GBの容量を誇るWEBメールシステムをいじくりまわして遊んでいる。といっても、たった今まで仕事をしていたのである。連休前の木曜日が締切の仕事・・・みなさん、ゴメンね・・・

まずはローカルマシンのハードディスクに溜まっているメールをGmailに移してしまおう。ホントはゴミみたいなメールを除外してスッキリしたいんだけど、「コレ大事、コレ要らない」とやっていると、いつまで経っても終わらない。だから、ザクッとGmailに移すことにする。

メールをGmailに移行するためのツールがGoogle GMail Loader (GML)。Pythonベースでつくられた便利なヤツ。やり方は作者Markくんのところにも書いてあるが、日本語大好きという場合は、Gmail Maniacs: ドキュメント: 既存メールをGmailにインポートできる「Google GMail Loader」を読むべし。

オレの場合はメーラーからmbox形式でエクスポートしてGmailに移した。ところがMessage Typeを「Sent Mail」に設定すると、なぜか送ることができなかった。だから受信メールも送信メールも、すべてGmailのInboxに送り込んだ。もっとも検索に徹底してこだわったGmailのシステムでは、どこに送り込もうが大差がないと思うけど・・・。

GMail Loaderは2秒で1メールという遅い速度で送信し続ける。このゆっくりした送信速度の理由はサーバーに過重な負荷を与えない配慮であるとか。このスピードだと、メールの量によってはかなりの時間がかかる。また、割合としてはわずかだったが、文字化けするメールもある。仕方ないと諦めるか、文字化けしたメールを探し出して転送し直すか・・・どっちでもいいか。なくなっても困らないようなメールばっかりだもんな。

「アドレス帳」もGmailにインポートしておく。GmailのHelpにインポートのやり方が書かれている。csv形式でOKだ。Gmail Maniacs: ドキュメント: 他のサービスやメーラーからアドレス帳をインポートするがHelpの日本語訳といったところ。

POPアクセスの設定についても、Gmail Maniacs: ドキュメントが参考になる。Gmail本体のHelpには、さすがにEdmaxBecky!の親切な設定方法があるわけないしね。

ものはついでだ。Gmailをオンライン上のストレイジとして使うツールもインストールしておこう。もともとはLinuxのファイルシステムとして開発されたみたいだけれど(GmailFS - Gmail Filesystem のインストールと使い方あたりを読む)、Windows版も提供されている。ありがとう、Hacker諸君。さっそくGMail Drive shell extensionをインストール。

すると、マイコンピュータのなかに「Gmail Drive」が現れてくる。ここにファイルをドラッグ&ドロップ。1GBあるんだ、いくらメールを溜め込んでも余裕たっぷりなはずだぞ(ちなみに、GMail Driveのなかに溜まっているメールが見えるわけではない)。

ところで、Gmail DriveにはIEの5以上のバージョンが必要だ。プロキシを越えるときには、IEの接続設定を切り替えるべし。FireFoxユーザーなどは、IEのことなど忘れてしまっていることも多いだろうから・・・でも、いまどきのノートPCなどには接続するLanに応じて、設定をほぼ自動で切り替えるツールなどが入っているのかな。オレの相棒たる(ヨレヨレの)ThinkPadくんには、そんな器用な仕掛けは無縁だからなあ・・・

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2005-02-11

ようやくのGmailとFireFox拡張と・・・

2月に入り、Gmailの招待状が大量に出回るようになった。Gmail招待ブログにアップされているリンクからGmailアカウントをつくることに成功した。

ようやくのGmailユーザーである。以前のメモにこんなふうに書いたオレだ。喜びの大きさを想像してほしい。

もちろん、招待状を送りつけてくれるような洒落た知り合いなど皆無のオレだ。Gmailのユーザーアカウントは「世界」の外側に押しやられた「幻」の1つでしかない。無類のGoogleマニアとしては、まったくもって無念である。
Gmailの使い勝手を良くするツールとしてGoogleが提供しているGmail Notifierをインストールしようと思ったが、FireFoxのExtension(拡張機能)に同じようなものがあることに気づき、こちらをほうを使うことにした。FireFox Extension : Gmail Notifierである。これをインストールし、Gmailから1発目のメールを発信してみた。

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